2009年07月29日

民主と社民の「連立詐欺」

民主と連立「可能性高い」=社民党首
給油継続、社民と折り合える=民主・岡田氏
民主の給油継続ぶれ看過できぬ 社民・福島氏

民主党と社民党は総選挙後の連立を前提としているようですが、どうも両党ともに相手が折れることを前提としているようです(相手が折れるはず、と信じている振りをしている)。

社民・福島氏が自衛隊の海外派遣で折れる訳がありません。ほぼ100%ないでしょう。
また、この問題はインド洋での給油にとどまらず、ソマリア沖での海賊対策にも広がりを持っています。
民主が自衛隊派遣を一応認めたのに対し、社民は当然絶対反対です。

鳩山代表、9月半ばに新政権の意向 国連総会出席めざす
鳩山氏は、民主党が国連平和活動への積極参加を掲げていることもあり
そういうつもりなのに、この件はPKOではありませんが、やはり海賊対策には自衛隊は出せません、とはならないでしょう。勿論海上保安庁の巡視船をソマリアまで派遣するなどというのは、あまりに非現実的です。

こういうことである以上、選挙で「政権交代」の看板を派手に掲げたいので、及びお互いに相手の勢力の票が欲しいので、わざと事を曖昧にしているようにしか見えません。
この両党は必ず選挙前に連立をどうするのかを発表すべきです。現状では、ほぼ詐欺が行われているとしか言いようがないのではないでしょうか。



インド洋給油、当面は継続=米との信頼関係重視−民主
民主党は、参院で野党が多数を占めていることを背景に、旧テロ対策特措法を07年11月に期限切れに追い込み、海自艦船をいったん撤収させた経緯がある。
インド洋での給油にはただ反対していただけでなく、一度反対を実現した実績まであります。
同党はインド洋での給油活動に反対してきたが、活動継続に期待を示す米国との信頼関係を維持することを重視、直ちに撤収させるのは得策でないと判断した。
それなのに、ここに来て政権を取れるかもしれないのでやはり給油は続けます、では済まないでしょう。民主党政権下でアメリカとの信頼関係が維持されるのは重要でも、自民党政権下でのアメリカとの信頼関係はどうでも良いなんて、そんな馬鹿な話はありません。
こういうことであれば、2007年の撤収時の責任を取るべきではないでしょうか。
もちろん、誰にも責任なんて取りようのない、大きな話なんですが。

2009年07月26日

捕鯨問題と日本外交

日本の捕鯨海域に軍艦派遣も 「追跡し、証拠集める」
…民主主義の国でもこんな理性の吹き飛んだことを言うとは驚きです。

【官房長官会見(1)】「豪州の感覚、僕には分からない 捕鯨問題で」
…名前を付けて可愛がるのは勝手ですが、一応鯨って肉食獣です。哺乳類で、肉食です。しかも、忌み嫌われる蛇と同じく獲物を丸のみです。当然丸のみする獲物の数は全く比較になりませんが。
また、彼らは単に大海原で雄大に泳ぐというだけで、草原でゆったり草を食む牛とそんなに変わりません。…そんなに可愛いのか?

町村官房長官会見(1)「誤った前提の判決」豪捕鯨違反
「南極大陸はどの国も領土主権を持たないというのが国際的なコンセンサスだ。誤った前提の判決は日本のみならず、いかなる国であっても受け入れることができない」
オーストラリアの連邦裁判所が言うわけですから、もう理性も何もあったものではありません。
「我が家のペット」だと思っているにしても(当然鯨側はそうは思ってないです)、鯨の話でここまでの醜態を晒すのは酷すぎです。

日本捕鯨船を「テロリスト」と非難 反捕鯨団体
国がそれですから、民間(の一部)は完全に狂ってます。

日本とノルウェーの捕鯨産業への巨額補助を批判、WWF
WWF幹部は「世界経済危機のなか、基本的に発展する見込みのない業界を支援するため貴重な税金を投入するのは戦略的でもなければ適切でもない」と指摘した。
…どこにお金を使うかはそれぞれの国の勝手です。一応文化的な側面もありますし。
少しでもまともな人は、これくらいしか言えないのかもしれません。

豪環境相、商業捕鯨めぐる日本政府の対応は「子どもじみたかんしゃく」
日本政府は落ち着いてIWCでの失敗を振り返り、自身に対して『国際社会の意見を無視できるか』と問いかけるべき」と述べた。
そういうのをファシズムと言います。世界はファシズムと戦うべきです。

「日本にとって捕鯨は、国家主義的な問題だ。そのため、この問題をめぐる日本政府との交渉は友好的かつ率直で、建設的に行わなければならない。脅迫すれば、日本政府は自身の意見に固執してしまう」

「脅迫すれば」

…脅迫は犯罪です。
常識の通用しないオーストラリアでは違うのかもしれませんが。

「感情的反捕鯨論との闘い方」(櫻井よしこ氏ブログ)
日本政府はこのとき、@IWCからの脱退、A新組織の立ち上げ、B沿岸捕鯨の自主的再開も念頭に政策の根本的見直し、を示唆した。この日本の主張に、IWC側が譲歩の姿勢をみせたのだと中田氏は解説する。
…ちゃんと効果が上がってるじゃないですか。「子どもじみたかんしゃく」って恥ずかしい発言でしたね。
実際新組織を立ち上げて鯨資源の有効利用を考えれば、それで十分合理的・科学的にやって行けるのではないでしょうか。旧組織に残るのは鯨を取らない人たちばかりですから、組織の分立で乱獲を心配する必要は全くありませんので。

クジラの肉は牛肉より環境に優しい=ノルウェー活動家
捕鯨船の燃料消費に焦点を当てた同調査では、鯨肉1キロ当たりの温室効果ガス排出量は1.9キロであり、牛肉の同15.8キロ、豚肉の6.4キロ、鳥肉の4.6キロに比べて少ないと指摘。「牛肉の食事1回分による温室効果ガスの排出量は、鯨肉の食事8回分に相当する」としている。
一方、環境保護団体グリーンピースは、肉に比べればほぼすべての食べ物が環境に優しいとし、この主張を否定している。
…肉を断つわけにもいかないわけですから、出来るだけ二酸化炭素の排出量の少ない種類の肉を食べるようにするのが良いのではないでしょうか。
グリーンピースは反論しているのではなく、質問から逃げただけです。

日本の政治家の反応

来日中の豪外相、妻のクジラ料理を拒否した鳩山氏を称賛
実はけさ、家内の手料理にクジラが出た。私はクジラを食べない主義なので拒否したが、日本の食卓ではクジラは好かれている現実がある」と話しかけた。
食べ物を粗末にしてはいけません。鳩山氏が食べるのをやめたところで、すでに料理された鯨が生き返るわけでもなんでもありません。

鳩山氏の地元ではホエールウオッチングを観光資源にする動きもあるためクジラを食べないことにしているのだという。
「動きもあるため」
観光資源としているからではなく、そういう動きもあるため、です。
なんだそりゃ!?

「日本の食卓ではクジラは好かれている現実がある」
鯨肉を残すにしても、出鱈目なオーストラリア人の政治家(先に出てきたのは首相と環境相で、この人は外相ですが)に媚びるようなことを言わずに黙ってたらどうだ。
そんなに誰にでも良い人だと思われたいのか?…当然そんな人にまともな外交は困難です。

ただ鳩山氏は環境団体による調査捕鯨への過激な妨害活動を「看過できない」と強く批判するのも忘れなかった。
妨害活動だけでなく、政治家や連邦裁判所もどうなってるんだ、まともじゃない国と付き合ってゆくのは困難だぞ、とでも言って非難しろよ、と言いたいです。野党なんだから、少しお気軽に冷徹に正しい意見を言っても良いのではないでしょうか。

あともう一つ。
>「日本の食卓ではクジラは好かれている現実がある」

ない

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080626/stt0806261208001-n1.htm
褒められて満更ではなさそうな?鳩山氏の写真は必見

2009年07月23日

鳩山由紀夫の友愛

鳩山邦夫氏が由紀夫氏について語っています。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090601dde012010002000c4.html
鳩山さん 兄は、私よりもアメリカ的でドライな考え方を持っている。だから友愛という言葉は似合わない。友愛という意味では私の方がはるかに上。

−−お兄さんとは昔は仲が良く、旧民主党を一緒に結成したのではないですか?

 鳩山さん 兄を総理にしてやろうって思ったのが旧民主党を作った時の私のエネルギー源でした。それなのに兄は僕に感謝することもなく、自分が将来偉くなるためには弟も使ってやろうって考えだった。そこにずれが生じて兄弟げんかに至ってしまった。兄貴は僕の思いを分かってくれなかったんです。

 −−古い辞書で「友愛」を調べたら、まず「兄弟の間の愛情」とありました。お話を聞いているとお兄さんへの強い愛情を感じます。
・・・弟にこんな風に言われてしまうのに「友愛」と言われてもね、と思います。
どうも見ていると、由紀夫氏は弱者を思いやることを「友愛」だと思っているのではないでしょうか。
「友愛」や「博愛」と言えば、皆を愛することです。
例えば、麻生総理だって一人の人間ですし、また、犯罪者でもなんでもありません。それなら相手は一応総理な訳ですし、敬意の払い方だってあるでしょうに、麻生氏に対して由紀夫氏は酷い口のきき方をしていたように思います。
まあ、(ここでは友愛の)実践より理念を先に掲げるような人はそんなものかもしれませんが。

「友愛という意味では私の方がはるかに上。」

あのね、、、友愛ってそういう風に語るものではないのではないでしょうか。
邦夫氏も絶対何か勘違いしていると思います。
どう見ても、この人は普通で、兄はその普通の弟にボコボコに言われてしまう存在です。
あと、友愛を自然界まで含めると言うのなら、昆虫採集は良くないのではないかと思います。

「鳩山友愛塾」
ttp://hatoyama-yuai-jyuku.com/
鳩山友愛塾は、鳩山一郎元首相が理念に掲げていた「友愛」にちなんで名付けられました。
何かやってますが、この人らはマザーテレサとか知らないのではないでしょうか。
知っていたら「友愛塾」なんて名乗れる訳がありません。
また、故・鳩山一郎氏が理念として掲げていたからその後継者たる彼らには「友愛塾」と名付けた組織を運営する資格があると思っているのでしょうか。
しかし、現代のまともな人なら誰しも心に「友愛」の傾向を持っているはずです。
それなのに、他人様に「友愛」を教えられると簡単に思ってしまうとは、この人らは一体何なんでしょうか。
思うに、恐らく、鳩山一郎氏も「友愛」というのは本で読んで、素晴らしいな、と思っただけで別に深い考えはなかったのではないでしょうか。でなければ、子供二人が揃ってこんなことになる訳がありません。
あと、邦夫君にボコボコに言われる由紀夫氏が邦夫氏と同じ「塾長代行」とは明らかに正義に反します。そんな由紀夫氏が塾長代行とは、邦夫氏は塾生に対して失礼だと思わないのでしょうか。
「ビートたけしとそのまんま(知事)東の友愛塾」
「鳩山由紀夫と邦夫の友愛塾」
・・・ノリとして違和感は全くありません。
それならそれで良い…と言いたいところですが、友愛を貶めているので良くないです。

まあとにかく、こういう頭の人たちが、一種"至高の"「友愛」(「正義」も)だなんて語り始めるとろくなことになりません。
実際、鳩山由紀夫氏は、地方分権を進めた上で外国人に地方参政権を与えようとしています。
それで本気で怒ってる人たちがいるのに、その人たちへの友愛はどうなってる?と言いたいです。
勿論この人は「弱者」の味方を出来れば満足でしょうから、何とも思わないんでしょう。今の世の中で、何でこんな人が政治の中心に来てしまったのでしょうか。

民主マニフェスト 外国人への地方参政権付与も
この党だけには政権を渡してはいけないでしょう。
渡ったら・・・マスコミの責任です。断トツの発信力があるのに、(商売柄民主党に政権が渡ることを考えて)無難さを求め、中立を装って民主の弱点の指摘を程々で済ませかねません。
半世紀程前、日米開戦の際にはマスコミが世論を煽った側面もあったと聞きますが、今度は繰り返すなよと言いたいです。

2009年07月05日

朝日新聞は社説も書けない

http://www.asahi.com/paper/editorial20090703.html
朝日新聞と言えば、山口光市母子殺害事件の件での橋下氏(現大阪知事)の一度の失敗で、反省しているのであれば、弁護士資格を返上してはどうか?などという無責任な社説を書いて物議を醸したのですが、今回橋下氏の高裁での敗訴を受けて、またあの件についての社説を出しています。

そして、驚いたことに、あの自社の社説の件はすっかり忘れ去っています。

だからこそ、いつまでもこの問題を引きずらず、弁護団に謝罪してけじめをつけてはどうか。それが政治家としての飛躍の条件ではないか
・・・
・・・
・・・そう言うなら、朝日も社説の冒頭ででも橋下氏に一言謝ったらどうだ、と言いたいです(この人たちは謝っても今更飛躍なんてしませんがね)。
もしくは、弁護士資格を返上したらどうか、という立場をきちんと継承して書くかです。
社説というものは言うまでもなく、個人のコラムではなく、社としての論説を載せる場です。
その区別がつかないなら、社説なんて書かなければ良いのに。
まあここがおかしいのは分かっていることですが、それでも数百万部を発行する新聞社ですからね。



あと、確かに橋下氏はあの件で、弁護士としては問題があったのでしょうが、ああやって被告の弁護団がおかしいと捉えて怒るのは、大人として当然です。
どうも、発言力の大きいという橋下氏の一種の「権力者」(知事の面は抜きにしても)としての暴走を危険なものとして叩きたがる人たちは、あの被告の「変心」を不自然なものとして捉え、追及するという側面を持たない、もしくはそういう気持ちが弱い気がします。
普通の人は、橋下氏の態度は弁護士として問題があったにしても、そこはよく分かる普通のものであり、被告の考え、もしくは弁護団の考えこそが、反人間的・反社会的な危険なものと捉えるのではないでしょうか。

橋下氏を責め立てれば、彼のような存在を脅威ととらえる人たちは満足できるでしょう。しかし、そこでは、元々多くの国民があまりに変(反人間的・反社会的)だと感じた問題が解決されることは一切ありません。
勿論、純粋に橋下氏が弁護士としてどうだったかを論じる立場の人達も世の中にはいるでしょう。しかし、朝日を含めて、それだけではすまない人達の方が多いはずです。
この朝日新聞のような存在は、国民目線(しかも国民=読者)を理解していないのではないでしょうか。

勿論、推測しか出来ませんが、彼ら以前の担当弁護士は、被告に対し、きちんと反省してせめてこれからでも真人間になって欲しいと思いつつ接したのに対し、新しい弁護団の彼らは、被告のどんな甘えも許すという態度で接しているのではないでしょうか。
そうでなければ、ドラえもんがどうのなどとという話が出てくるわけがないだろうと思います。
果たして、あの弁護団の弁護士たちは弁護士としてはともかく、人間として問題のない人たちなのでしょうか。橋下氏とは違い、法的には問題がないからと言って無問題としてしまうのであれば、そこにはまともな社会正義などないと思えます。

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