米国人の約75%は奇跡を信じ、地獄よりも天国の存在を信じている人の方が多く、約60%が毎日欠かさず祈りをささげている昨日はイギリスの宗教事情の記事が出てましたが、今日はアメリカの、しかも、昨日のとは正反対と受け取って良いであろう調査結果が出ています。
この分では仮にヨーロッパでキリスト教がなくなっても、少なくともアメリカでは当分残りそうです。
この調査で最も注目すべき点は、米国人の90%以上が神の存在を信じているということだ。しかし、90%というのはかなり凄い数字に見えますので、もしかしたら「ノリ」もあるのかもしれません。つまり、そう答える人の方が、感性が豊かで面白味のある人物に見えるのでそう答えたというような・・・。つまりは簡単な「処世術」です。
奇妙なことに、調査に対し自分は無神論者だと回答した人の20%が神を信じていると答えたという。甘い、甘いです(多分)。
「こう回答した人たちは、無神論者というものを本当に理解していなかったのかもしれませんね。響きがいいから、そう回答したと思いますよ。われわれはこうした回答は測定誤差としています」(スミス氏)。
私の考えが正しいとは限りませんが、日本人でもキリストか八百万の神々か仏(仏は神ではないですが…)か何か分からないけれど、神のような存在はいるかもしれない、と考える人は結構いるのではないでしょうか。もしかしたら、このアンケートにはそういう人々の受け皿がなかったのかもしれません。何となく、あまり良いアンケートではなさそうですね。(汗)
宗教に揺れるアメリカ―民主政治の背後にあるもの
アメリカ精神の源―「神のもとにあるこの国」 (中公新書)
神の国アメリカの論理―宗教右派によるイスラエル支援、中絶・同性結婚の否認
宗教からよむ「アメリカ」 (講談社選書メチエ)

