2008年06月29日

新聞社の社会正義

昨日テレビを見ていましたら、中国産のうなぎを三河産と偽装した犯人の社長が突撃取材を受け、意外なほど淡々と「やりました」と認め、素直に語っていました。もっともそうなる前には取引先に金を渡そうとしたり、何とか逃れようとしていたようですが。
最近は飛騨牛肉の偽装でも社長が罪を認めないことに、マスコミがいきり立ち、皆で押しかけていた様ですね。公務員の場合でも、不祥事があると家の外で待ち伏せし、出勤の為に出てきたところを無理やりインタビューしたりしています。
それなのに、それなのに何故、朝日の「素粒子」のコラムニストやまともに取り合わない広報、更には総責任者の社長のところには全く押しかけないのでしょうか?
毎日新聞の件にしても同じです。責任者達が揃って昇進してるのに、そして自社ウェブサイトの変態的な記事を何年も知らなかったなんて皆言い訳だとしか思わないのに、何故他のマスコミは皆で押しかけて「国民は納得すると思うのか?」と取材しないのでしょうか?
勿論聞かなくても分かってます。自分達にも起こり得る問題だし、その時容赦なく押しかけられたら困るからでしょう。
マスコミの記者たちは『加害者として「社会的弱者」になった』食肉業者や公務員達には正義感を爆発させて詰め寄ります。しかし、事件にもかかわらず依然として「社会的強者」でありつづけるマスコミにはそんなことはしないんです。結局いかにも正義を背負って気負って質問しているよに見えても、学生がグループ活動、グループ研究で何か調べて正義感を爆発させているのとそんなに変わらないと思います。
当然ですが、ジャーナリストは学生の正義感とはレベルの違う「ジャーナリスト精神」で正義感を発揮していただきたいです。会社やスポンサーに不都合がかかっても、社会正義に貢献するなら何とかして職務を遂行してやろうとあの手この手と手探り続け、会社にいられなくなったらフリーで何とか食べて行くことくらいは出来るから大丈夫、と活動していただきたいです(フリーで生活してる人もいるわけですし)。もちろん、どこの世界でも、皆が皆そんな使命感のある人ばかりがジャーナリストになるわけではないでしょうが、一人でもそのような「まともで熱い」ジャーナリストが多い国が、多分その面から見て良い国なんだろうと思います。
朝日新聞や毎日新聞の社長に突撃したら、何かあったら確実にやり返されます。でもそれで良いじゃないですか。やられないように言動に気を付け、何かあったら真摯に対応すれば良いのです。その場合でも、やらなければならないことは、あまりに、あまりに普通です。
まあともかく、まともなジャーナリスト精神や責任感に欠けているのは、他のマスコミの記者や責任者も同じです。私も大して行動力のある人間ではないので現状ではそこまでしませんが、もし東京近郊に住んでいたら「偽物のマスコミ」の代わりに、朝日新聞や毎日新聞の社長を追い詰めに取材に行ってみたいものです。ビデオカメラを持って行けば、今はYouTubeだってありますので、皆の関心が集まる事柄での正義があるなら、朝日や毎日とだってやりあえるでしょう。
ジャーナリスト志望の人はやってみれば良いんですよ。まあそれで有名になったりすれば、既存のマスコミでは雇ってもらえなくなるかもしれませんが。
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