2009年06月18日

マンガの「メッカ」建設問題

朝日新聞が、
 日本アニメーター・演出協会代表の芦田豊雄さんは「国がアニメに目を向けるのは歓迎する」としつつ、日本のアニメ界は低予算で制作会社もスタッフも疲弊し切っている、と指摘する。「このままでは質が下がりかねない。いい人材を得てこそ国際的なヒット作も生み出せる。むしろ、待遇改善などの環境整備に予算を使ってほしい」と訴える。
…とまるで「マンガの殿堂」を作るくらいなら補助金が欲しいというようなことを結論とするかのような記事を書いています。
…「弱者」の味方をすれば、それでまっとうだ、誰かに恥じることなどどこにもない!とでも思ってる困った人たちが書いているんでしょうかね。

漫画家の里中満智子氏は(ITmedia)

「漫画家の生活は確かに厳しく、見返りは必要」としながらも、「労働と文化は問題が異なる」と反論。
こんなことをおっしゃっていました。
朝日も里中氏の会見自体は知ってるんですがね。
実際、アニメや漫画に補助金が必要だと判断されれば、「マンガの殿堂」の建設の有無にかかわらず出るわけですし、必要ないと判断されれば出ないでしょう。
そして、「マンガの殿堂」の建設をやめるから、ではその分で、(本来は出ないけれども)その業界の人の給料が低いから補助金を出しましょうとなるかというと、少なくとも常識的に考えれば、そういう予算の決まり方というのは、現代日本にはないわけです。
なので、そういう考え方は感情論にすぎません。
「マンガの殿堂」も良いが、とにかくそれより先に補助金の検討をしてくれという話であれば、一応まともな話となりますが。

あと、自民党の調査チームで報告書を取りまとめた河野太郎氏は、どうも鳩山由紀夫氏が「国営マンガ喫茶」ではないらしいと気がついた後でも、「国営マンガ喫茶」だとと思っているようで、論外です。さすがは悪評高い河野洋平の息子ですね。

鳩山由紀夫氏は、補正予算で扱う問題かと正論を唱えつつも、何故か無駄だからやめろと言い続け、無駄と緊急性がないことの区別がついていません。
…というか、麻生氏を攻撃するためにわざと区別をつけないんでしょうね。
また、政権をとったら無駄だからと止めるリストの筆頭にリストアップして、麻生印ごと派手に切り捨てようとしていますので、今後もモノにすべきアイデアだとは捉えずに、無駄だと言い続けることでしょう。
結局、あの誠実さの欠けた不徳な人物は、マンガ・アニメ(その他「メディア芸術」)を政争の具にして、それらを一種の「あんなもの扱い」をしているわけです。

ただ、計画が現時点で杜撰なのは否めません。その点で、確かに酷い話ではあります。この件は安倍首相の時代から検討しているとの話ですが、調査費のねん出なり、実行委員会の結成なりから、透明性を持たせたまっとうなやり方で、企画を一から組み立て直すべきだと思います。
実際、まともに作れば、本物のマンガ喫茶やグッズショップ、メイドカフェなどがその周りに出店してきて、世界のファンにとっての「メッカ」となり、秋葉原みたいになるのではないでしょうか。
…鳩山?
相手にしてはいけません。

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