「ミサイルを8発積んでるんですけど全部、空対空なんです(中略)空中戦しかないんです。ということは日本でいま考えて空中戦をするような現実にあるかというと、中国も来ないでしょうし、北朝鮮だって、そんな立派なもの持ってないし、F15って結局何のためにあるかって言うと、アフガニスタンだとかイラクとか、そして将来のイランのためにあるんだ。そう考えると(中略)米軍って日本の安全のためにあるのかしらという疑問が頭の中をかすめる」産経系列のニュースサイトで鳥越俊太郎のテレビでの発言が話題になってますが、それ自体は別にどうでも良いと思うんです。きっと直前まで別のことを考えていて適当にしゃべってるだけですので。(番組は見てないので書いてあるものを読む限りでですが)そういう雰囲気が出ていて分かりやすいです。
ちなみに、一応突っ込んでおくと、一体空対地ミサイルこそどこに使う気なんだと。北朝鮮の本土爆撃の準備を普段からしておかなくてはならないのでしょうか?もしかして中国の、実際に以前来た潜水艦に備えて空対潜ミサイルを積んでいないのはおかしいなどと(F15には積めないと思いますが)・・・ちがいますよね。潜水艦が来るなら飛行機だって来ます。普通はそう考えるでしょう。
この記事を書いた記者は、中国機へのスクランブルは年に100回以上あるし、イラクもアフガニスタンも北朝鮮と同様そんな立派なものはもってないぞと指摘しています。
では鳥越氏が何を考えているかといえば―はっきりとは何も考えていないんでしょうが―「中国は来ない」と「米軍って日本の安全のためにあるのかしらという疑問」なんでしょうね。
少なくとも中国は台湾には領空侵犯どころじゃなく、いざとなったら行くぞと言ってますし、実際米軍が撤退したフィリピンは、中国との領土問題があった島を早速中国に占領されています(フィリピンは即座にアメリカに泣きついたんですが、知るかと一蹴されました)。日本だってアメリカ軍が撤退するなら、軍備を十分に整え、交戦できる環境を整えておかない場合、尖閣諸島が危ないかもしれません。
結局彼は、中国への性善説とアメリカへの性悪説を口にしているだけです(そもそも中東で何かあったら空母に積めないF15を沖縄から持ってくのか?しかも全部??)。中国を知ってる人達は今回の地震でボランティアが広がりを見せ、中国人も変わったと驚いています。また、中国政府は共産党独裁政権である上に、文化大革命や大躍進政策についてきちんと反省してないはずです。台湾や領海侵犯の潜水艦もですが、そういう中国なのに彼は信じていたんでしょう。そして乱暴者の側面を持つけれども一応民主主義の旗手もあるアメリカには、よく考えもせず懐疑的な目を向けてます。
確かに強いものが暴れれば危険ですし、弱いものが暴れても大して危険ではありません。しかし、中国は弱くはありません。アメリカがいなければ台湾を占領できるでしょうし、核ミサイルだってアメリカとロシアの次に大量所持しているでしょう。
結局彼の頭の中にはそういう回路が出来あがってしまってるでしょう。
それで勿論それこそ正義の考え方だと思ってるんでしょうね。世代的な問題もあるかもしれませんが。
ちなみに、彼はオーマイニュースという韓国発祥のサイトの日本版の編集長をしています。そして、2年位前のサイトの立ち上げの際、向こうの(韓国人の)編集長なりがフジテレビの滝川クリステルに結婚がどうのと内容的に普通セクハラとされる発言をし、一部で大変話題となったんですが、一切何も弁明しませんでした。別に日本は韓国とは違いますから、意識して気をつけて下さいと言っておきました。彼も反省してました、なり書いても何の問題もないと思うんですが、その程度の自分の問題を彼は封殺しました。彼は良い人・立派な人っぽく見えますが、そういう人です。
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