2008年05月28日

正義の盗みは盗みではない(byグリーンピース)

J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2008/05/16020256.html
ちょっと古いですが、「環境保護団体」グリーンピースが西濃運輸青森支店から捕鯨船乗組員の荷物を盗んだ話です。
鯨船の一人の乗組員がお土産用として渡される鯨の肉を、仲間の分も引き取って集め北海道函館市の自宅の自宅に送ろうとしたところ、グリーンピースの一員が「鯨肉は横流しで転売しているという証言も得ています」とのことで是非証拠が欲しいと考え、乗組員の荷物の一つを奪ったんだそうです。
何故西濃運輸青森支店などというマイナーな場所で手に入れたかといえば、
>同時に12人が47箱を発送したことを、発送伝票と社員名簿で確認しているという。
とのことで個人情報を入手しているんです。社員名簿に関してはよく分かりませんが、発送伝票は、
>メンバーが先月15日に都内の宅配便の配送所に立ち入り、伝票を目撃したため、
と読売新聞には出ています。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080515-OYT1T00358.htm?from=navr
冗談ではないですね。宅急便でいつどこからどこへ荷物を送ったかなんて簡単に第3者にわかっていい話ではないでしょう。更に、彼ら、東京から青森までトラックを尾行しています。恐らく、47箱の荷物も、宿舎から出て行くのを見張って配送所まで付いて行き、情報を盗む目的で配送所へ入ったんでしょう。日付として盗難日の前日ですから。

しかも、
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2008/05/15/20080515k0000e040056000c.html
>東京都内で15日会見したグリーンピース・ジャパンの佐藤潤一・海
>洋生態系問題担当部長は「内部告発があり、今年1月から調査してい
>た。持ち出しは、関係者の間では公然の秘密」
等と言ってますが、水産庁側は以下のように言ってます。
読売新聞
>鯨研は捕鯨船団の全乗組員約220人に下船の際、クジラ肉を1人数
>キロずつ無料で配っていたことは認めたが、石川創・捕鯨調査部次長
>は「船室の狭さなどから大量に持ち出せるとは考えにくい。無料配布
>は慣例で問題ない」としている。
と言っています。
毎日新聞
>共同船舶は「乗組員は1人10キロの鯨肉を土産とするほか、3.2
>キロまでの購入が認められている。また、他の乗組員が買わなけれ
>ば、その分の購入も可能だ」と話している。
時事通信社
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%bf%e5%bb%ba%c4%a3&k=200805/2008051900335
>同社によると、北海道函館市の乗組員(52)は、自分用の土産のう
>ち「畝須(うねす)」と呼ばれる鯨肉約8キロのほか、20代の乗組
>員3人から譲り受けた畝須約24キロを段ボール2箱に詰めて自宅に
>送ったと説明。乗組員3人も譲った事実を認めたという。
盗み出した箱から出てきたのは23.5kgとのことですが、それ位なら仲間から簡単に集められます。実は鯨肉が好きではなく「10kgも食わねーよ」という人だって中にはいるでしょうし。
また、勿論グリーンピース側は「転売しているという証拠も得ている」と言ってますが、鯨肉を食べようが売ろうがもらった側の勝手です。

グリーンピースは、盗んだ1箱から鯨肉が出たのを良いことに、
>47箱にも畝須が入っている可能性が高く
と話しています。
しかし、一人で47箱送っていれば怪しさ満点ですが、12人ですから一人4箱です。皆それに何ヶ月分かの荷物を詰めてるわけです。箱の大きさは分かりませんが、素人(だと思いますけど・・・)怪しまれずに盗み出せるくらいですから、そんなに大きなものではないでしょう(かなり重いですけど)。また、塩漬けの肉23キロといったらそれなりにかさばるでしょうから、全部になんて入ってやしないでしょう。

>グリーンピースでは、持ち出した1箱は、土産ではなく、乗組員が横領
>したものだと主張している。担当部長は、その理由として、「お土産
>や販売用なら、冷凍されてクール宅急便で送られます。今回のは、そ
>うではなく、常温の塩漬け状態になっています」と説明。
あんたら、社員名簿を入手したり、ずっと(多分)宿舎を張ってり色々やってたんだろ、じゃあ土産用にもらった10キロ+αはどこへ行ったんだよ!
・・・失礼しました。もらった分や、衣類等生活必需品や本やなんかは、彼らからすれば「我々に察知できない経路でクール宅急便で送った」とか「帰港後捨てた疑いがある」とでもなるんでしょう。

それで、盗み出し、とりあえず真実ははっきりとはしませんが、ケチをつけまくった鯨肉の存在を得意げに記者会見をして発表し、更に、
>「横領の証拠品確保に必要だった」ため窃盗には当たらない
などと子供地味た理屈で堂々としてしています。それは彼らの弁護士なんですがね。弁護士様がこのようにおっしゃってます(盗んだ箱にもし鯨肉が入ってなかったら・・?もちろん「横領の証拠品確保に必要だった」ので無罪です^^)。
もうね・・・カンボジアのポル・ポト派の虐殺とか、中国の文化大革命とかこういう人達がやったんですよ。彼ら以上の正義なんてこの世には存在しないんです。彼らの頭の中では。法は正義に従属すべきです。これは根本的には当たり前です。だから、「横領された」鯨肉を証拠品として盗んだって、窃盗にあたるわけがないんです。そりゃそうです。正義が悪の訳がありません。正義を悪だなんて言う人は明らかに狂ってます。だから、病院に閉じ込めたり、収容所に送って思想改造したり、田舎で農業をさせて身も心も入れ替えさせなければなりません(まあよく知りませんが)。彼らからすれば我々は一般人は正義と法のなんたるかを理解しない愚民に過ぎません。だから、我々が口答えすること自体多分間違っています。グリーンピースの皆さん愚民が立てついてごめんなさい。

グリーンピース公式サイト(冗談じゃないので直リンはしません)
>Q:シー・シェパードという団体とグリーンピースはどのような関係にあるのですか?
>1977年、彼が、暴力を使わないで行動しようとするグリーンピースの
>方針を無視し、さらにグリーンピースの全体的な活動の方向性に合意
>しなかったため、グリーンピースは団体を辞めるよう要求し、彼は団
>体を離れました。
戦争や暴力はいけませんが、窃盗はOKです。それを理解できないシー・シェパードは昔こそ仲間だったものの、愚民に過ぎなかったのです。窃盗までは大丈夫と理解できれば、シー・シェパードは平和の使者グリーンピースに復帰できます。まあ小さい船で大きな捕鯨船に体当たりするような危険なことをするよりは、窃盗にとどめておいた方が無難かもしれません。しかし、それを理解するには彼らは青すぎるのです。暴力を振るえば自分の拳も痛みますが、正義の窃盗なら心すら痛みません。それが分からないとは何という愚民でしょう。

彼らは確かに正義を行い、(架空の)可哀想な鯨君の肉を横領するという大犯罪を糾弾してきっと清々しい朝の空気を胸一杯に吸い込んでいるものと思われます。しかし、彼らはそれが彼らにとって肝心の調査捕鯨をやめさせるという目的には何ら直結しないということに気が付いていません。皆これでは確実に引きますよ。いや、間違えました。引くのは正義の何たるかを理解できない愚民だからです。グリーンピースの皆さんは、単に人の世を正義で照らすという通常業務をこなしているに過ぎないのです。


>「お土産」なら合法ですか?
HPをよく見ると、こんなことを言い始めています。どうもお土産っぽいのでお土産でも違法と言いたいわけですか。捕鯨船などという特殊な船では、獲っている鯨の肉を食べたことがない船員だって出て来るはずですから、自分の仕事への理解を深めたり、プライドや愛着を持ったりするために、つまりは捕鯨という仕事の為にあっても良いのではないでしょうか。はっきりとはしませんが、どうも商業捕鯨時代からの慣習らしいので、違法・合法が発生する以前から存在する「認められるもの」、つまり合法か違法かを問うなら合法として処理されて行くものではないでしょうか。

まず窃盗罪についてですが、窃盗罪が成立するためには、判例上、主観的要件として「故意」だけではなく、「不法領得の意思」すなわち「権利者を排除して、他人の物を自己の所有物として、その経済的用法に従い、利用し処分する意思」が必要とされています(大判大正4年5月21日)。

まず、前段の「権利者を排除して、他人の物を自己の所有物として」振る舞う意思についてですが、グリーンピース・ジャパンのスタッフは、共同船舶の船員らによる業務上横領罪の証拠として検察庁に告発するための証拠として確保したのであり、決して、自分のものにしようという意思はありませんでした。

また、後段の「その経済的用法に従い、利用し処分する意思」については、鯨肉の経済的用法としては、通常、食用に供したり、売却したりすることが考えられますが、グリーンピース・ジャパンのスタッフにはかかる意思は全くなく、あくまで、業務上横領の証拠として確保する意思しかありませんでした。

なんだかんだ言ってますが、鯨肉を奪ってでも掲げれば、(彼らの間で通用する)名誉・名声と、彼らは遺産を狙ってまで寄付金を集めているようなので(よく思いついたもんだ)、名誉名声が高まることで経済的メリットも当然あるでしょうね。彼らは他人のものを奪うことによってそれらを実際手にするんでしょう。そうである以上、「ない」と自己申告されても何とも困ります。
「経済的用法に従い、利用し処分する意思」て、(正義を行うという)精神的目的に基づいて利用し処分する意思はあったわけですし、それもダメですよ。そんなのを認めたらやりたい放題です。それをおかしいと思えないなら、外に出てはダメですよ。他人に迷惑をかけますから。
ちなみに、警察やマルサなんて人たちだって、捜査や押収や差し押さえは正義が目的であっても法律に基づいて行い、違法であれば訴えられます。警察が私利私欲を持たず、正義の為に何の証拠もなしに誰かの話程度で彼らのアジトに踏み込めば、そこに明らかに問題なんてないんですが、彼らは何故か違法捜査だと訴えるでしょう。「正義」だから良いんだなんて言い始めたら世の中無茶苦茶です。だから法が出来たはずです。
それにしても、戦前の、しかも、大正時代の変な判例を出してきて他人を黙らせてうとするのってどうなんでしょうか。その頃と現在では憲法が違うんですが。

結局、彼らには確かに美しい理想があります。一応美しいですよね、全部が良いかどうかはともかく。しかし、どうも彼らには道徳心がないんですね。美しい理想が持てれば、良心があるような気がしますが、どうも彼らのように美しい理想があっても、道徳心に欠ける変な人達がいるんですよ。道徳心に欠けた良心なんてないです。だから、彼らの持っているものは良心っぽく見えるけれども、良心とは違う一種の美的感覚なんです。そうであれば、確かに道徳心があるかどうかなんて関係ないです。彼らが良いと思うか悪いと思うかだけが大事になりますから。
しかも、彼らはそれなりに頭が良い分タチが悪いです。彼らのやり方・言い分を見てると明らかに知能犯です。サクッとダメものはダメと日本支部の代表あたりまで逮捕すれば、一応はすっきりするでしょう。

彼らは環境テロリストなんて呼ばれて腹を立て、水産庁を訴えてましたが、彼らは狂信者集団、環境カルトですね。こんなことをやっているのに協力を止めない人達ももはや普通の人間ではありません。事情があって、どうしても今のまま続けたければ、幹部をきっちり叩くことでしょう。こうなった以上、自分に都合の良いところばかりを得るのは無理でしょう。

というか子供の教育に悪いです。

〆スポンサードリンク〆
コメント欄
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
トラックバック欄


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。